2019年も残すところ3か月弱。
2019年から2020年の年末年始は、カレンダー通りの一般的な企業なら9連休になります。
寒い冬の日本を脱出して、常夏の島でのバカンスを計画している方もいるのではないでしょうか。
常夏に行くのであれば、日焼け止めは必須ですよね。
ただ、日焼け止めは、機能・効果だけではなく、環境も考えて選ばなければいけない時代になっています。
『環境も考えて日焼け止めを選ぶ』とはどういうことか、まとめていきます。
2018年7月ハワイ州にてサンスクリーン(日焼け止め)規制法が成立
アメリカ合衆国ハワイ州のデービッド・イゲ知事は2018年7月3日、サンゴ礁への有害性が指摘される成分を含んだ日焼け止めを禁止する法案に署名して成立させました。
2021年1月1日から施行されます。
こうした法律がアメリカ合衆国内で制定されるのは初めて。
施行後は、紫外線吸収剤のオキシベンゾンとオクチノキサートが含まれる市販の日焼け止めの販売や流通が禁止されます。
なぜハワイでサンスクリーン(日焼け止め)が規制されるのか?
常夏の島であり、太陽がさんさんと降り注ぐハワイでは、日焼け止めは必須のはず。
それにも関わらず、なぜサンスクリーン(日焼け止め)が規制されてしまうのでしょうか。
それは、日焼け止めに配合されている紫外線吸収剤がサンゴの白化に影響しているからです。
サンゴ礁というと、色とりどりの鮮やかさを思い浮かべるのではないでしょうか。
あの鮮やかな色は、サンゴ自身の色ではありません。
サンゴに付着する褐虫藻という藻の色なのです。
サンゴが白化するということは、褐虫藻が付着しておらず、サンゴ自身の色が露出していることを意味します。
サンゴは移動することができませんので、褐虫藻が付着しないということは、サンゴの生態に影響が出てしまいます。
その原因とされるのが規制される2つの成分です。
私たち人間がこれらを含む日焼け止めを塗って海水に入ることにより、海水に成分が溶け出してしまい、サンゴや海の生態系に影響を与えてしまいます。
ハワイでも使用できる日焼け止めはあるの?
私は、紫外線吸収剤を使用している日焼け止めは使用しないようにしています。
その理由は、紫外線吸収剤は環境だけでなく人間にも害があると思っているからです。
その理由と根拠は、こちらでお話しています。
さて、それでは紫外線吸収剤を使用していない日焼け止めとはどんなものでしょうか?
ハワイで使える日焼け止めはあるのでしょうか?
もちろんあります。
紫外線反射剤を使用している日焼け止めです。
紫外線反射材は、酸化亜鉛や酸化チタンでミネラルの販社の力を利用して、紫外線を反射させて防ぎます。
紫外線反射材を使用した日焼け止めは、石鹸で落とせるものも多いです。
お子さんとも一緒に使えるママバターが三好的にはお勧めです。
アマゾンや楽天でさくっと購入は・・・
日焼け止めは機能や効果だけでなく、環境も考えて選ぼう まとめ
スウェーデン人の環境活動家トゥンベリさん(16)のが国連気候行動サミットにおいて、強い言葉と口調で気候変動の危機を訴えたのは記憶に新しいと思います。
便利な世の中にはなりましたが、私たちが使っている物が環境に影響を与えているのも事実です。
日焼け止めに限らず、機能や効果だけでなく、環境のことも考えて選択したいですね。
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